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<Blog>箏と三味線からみる、日本の “共振” のココロ

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先日蟠竜寺にて開催された、箏と三味線のイベント「秋楽三昧」へ行ってきました!
太極拳のワークショップをさせていただいたお寺です。

箏も三味線も田辺明さんお一人の演奏で、地唄からゲーム音楽からお経とのコラボなど、聴きごたえのある贅沢な会でした。

曲の合間にはお話があって、
三味線の種類や(棹の太さでジャンルがそんな違うとは!)
三味線より、沖縄の三線の方が入ってきた時代が古いとか、
本州に入ってきたときに琵琶法師が弾いて、バチ弾きになったとか、非常に興味深い話に。
は、初耳です!
その後も、お茶を飲みながら補講。
ここで驚いたのが、三味線はわざとビヨヨヨヨーンという〝さわり〟という音があるそうなんですが、これは、わざと弦を触らせる構造でならせている音なんだそう。
共鳴・共振させてるんですって!
だから三味線は、他の楽器の振動でも共鳴してしまうんだそうですよ。また、曲はどんどんはしる(早くなる)のが普通で、わざと他の楽器と合わせず終わらせたりするという特徴もあるそう。。
これ、西洋の方は雑音とか綺麗じゃないとか嫌がる方もいるみたいで、雑音までも美しいと愛でてしまう日本人の国民性が現れている話だねーという話に。雑音まで愛し、共鳴・共振で感動する…日本人ってほんとに素敵な感性です。
そして、それを大切にしているゆえに、会話で使う「話のさわりをきいてください」の〝さわり〟は、話の〝最初〟ではなく、〝重要な部分〟というのが本来の意味なんだということも教えてもらい、驚きました。
共鳴・共振…みんな影響を受け合っているんですね。
そして、この共鳴・共振の感覚を思い出したら、さらにクリエイティブな「共創」に繋がるんだろうなぁと、あたたかい気持ちになった一日でした。


三味線・箏演奏家 田辺明さん https://www.akira-tanabe.com/

shoko watanabe

shoko watanabe について

デザイナー&プランナー

短大で映像デザインを学んだ後、グラフィックデザイナーとして経験を積む。大阪から東京へ活動の場を移すことをきっかけに、人とのつながり・場づくり・学びへの興味を深めるため、2013年からシブヤ大学で授業コーディネーターとして活動。和文化・街づくり・ものづくりなどのテーマでの授業づくりを展開。また2015年から、株式会社エモーヴに所属。「ワタシクリエイト」に出逢い、人生観が大きく変わる。現在は自分の幸せから周りも幸せになればいいなと、日々ワクワク活動中♪